【 コンビニ 】


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私は頻繁にコンビニを利用させてもらっている。行かない日もあるが1日に3回行くこともある。
1年中24時間利用でき、身の回り品(特にお弁当等の食品がポイント)が揃えてあるので、正に名前の通り便利なお店なのだ。
私のような独り者が、そこそこ不自由なく食事にありつけて、生きていけるのもコンビニのおかげなのである。
また、例えばピクニックや釣りに出かけるなどというとき、以前なら各家庭でおにぎりを用意しなければならなかった。
つまり、子供たちやお父さんはお母さんに作ってもらうのであり、そのためにはいろいろな準備や計画が必要であったし、 作ってもらうためにお願いをしなければならなかった。
もちろん、今もそのようにしておにぎりを用意していらっしゃる家庭も沢山あるかもしれないが、便利さ故にコンビニを使う ところだってある。
さらに、ピクニックでなくても食事でもそうだ。子供もお父さんもお母さんが作ってくれなくても平気なのだ。 コンビニに行けば食べ物にありつける。

さて、このことを反対から眺めると、極論になるが、コンビニ生活は独り者の増殖を助長し人々から計画性・協調性を忘れさせている。
結婚生活や家族生活は食物を得るためのものだというわけではないが、その部分に着目すれば、個人が個々で生活する手助けになっている。 すなわち小子化・一人食べの一因にもなっているのである。

ここで断って置かねばならないのは、最初に申し上げたように私はコンビニを利用しているので、 私の生活態度は「これじゃあまずいなぁ」という趣旨の上記の発言とは別のものになっていることである。

そのことは環境のことについても言える。つまり、コンビニ生活は環境に優しい生活態度だとは思わない。
例えば、焼きそばと野菜サラダと飲み物を買って食べ終わると、焼きそばのパックと野菜サラダのパック、飲み物の容器がゴミになる。 それから品物を入れてくれるポリ袋(暖めたものとそうでないものとに分けて、2枚のポリ袋を使うこともある。)も・・・。
「そこまでわかっているなら、環境に優しい生活をしろよ!」というお叱りを受けそうだが、現実は環境に優しい生活をしている とは言えない。ただ、せめてそのことは認めたいと思う。

ところで、某コンビニのポリ袋に「エコライフしましょ」というコピーが印刷してある。
イメージ広告なのだろうが、コンビニを利用する時の私はエコライフをしているとは思わない。だから、 「コンビニ生活をしているあなたは環境や資源を追いつめている」と書いてもらった方が気持ちが楽だ。
それとも「エコライフをするためにコンビニの利用は控えましょう!」ということなのか、「健康のため吸い すぎに注意しましょう」と同じように・・・。

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