12月になると商店街やショッピングセンターなどではクリスマスの飾り付けを目にします。
その雰囲気を醸し出しているものもあれば、「やめといたほうが良いのではないか?」と思われるものまで様々です。
日本のクリスマスは、キリスト教関係の方にしてみれば「あんなものはクリスマスじゃない」
と言いたくなるようなものかもしれませんが、それはいまさら話題にすることも無いでしょう。
日本のクリスマスは「ケーキを食べる日」で良いのです。加えて「それを機会に異文化を想像する」
という思考的作業をするような時もあったかもしれませんが、今はそんなことも無いでしょう。
昔の話を・・・。
私がまだガキだったころ、私にとってケーキは日常的なものではなかった。
それこそ「クリスマスはケーキを食べる日」であって、正に特別な日だった!。
しかし、今時、ケーキは日常的に食べているのだから、
「クリスマスは『クリスマスケーキ』を食べる日」と言ったほうが的確なのでしょう。
ところで、数日前NHKのラジオ放送で日本人の食生活について、管理栄養士の方が
「今の日本人は毎日クリスマスをやっているようなものだ・・・」というお話をしていらっしゃった。
それが良いという内容ではなく、「毎日そんな食生活をしていたら寿命を縮めるよ」
というお話しでした。
詳しく紹介できなくて残念ですが、お話しの内容を象徴していると思われる内容をひとつ紹介したいと思います。
それは「『腹八分に大福饅頭』という食べ方をしている人、多いですよね。」ということ。
私はその放送を「まったくその通り」という思いで聴きました。
むしろ、「せめてクリスマスくらいは、甘いものは口にしない」ほうが良いのかも・・・。
さらにいえば、今時の正月・お盆などは「おかゆと梅干」くらいにしておいたほうが良いのかもしれない。
実は私、昨年まで、お付き合いでクリスマスケーキ(直径15センチくらいのやつですが)を購入し、
半分ずつ2日間にわたって食べておりました。
悲しいことに、私にとってここ数年のクリスマスは、正に「『クリスマスケーキ』を食べる日」以外ではなかったわけです。
でも、そんなわけで、今年は・・・、食べないことにしようかと・・・。
なんだかんだと書きましたが、終りに叫ばせていただきます・・・^^;)。
「クリスマスなんて、きらいだぁー!」・・・失礼しました!。