レジ袋とは、スーパーなどで買い物をしたときに商品を入れてくれるポリエチレンの袋のことである。 いつごろから使われているのか分からないが、今ではごく当たり前に使われている。 いや、「以前はごく当たり前に使われていた。」と言ったほうが正しいのかもしれない。 というのは、「レジ袋の有料化」が導入されたり、「レジ袋をもらうのをやめましょう」といったキャンペーンが行われており、レジ袋は環境問題の悪者になっているからである。 レジ袋はゴミになるから使わないように、もらわないようにしようということなんだろう・・・。 私はスーパーでもらったレジ袋にゴミを入れて出している。というのは、私が住んでいる市では「半透明のレジ袋ならゴミ袋に使っても良い」ことになっているからである。 こういった使い方も有効利用の1つだと思っている。 レジ袋を使わずにゴミを出すとすれば、別のポリ袋などを買ってそれに入れるのだろう。つまり、いずれにしてもポリ袋などを使うわけで、行政がゴミをレジ袋に入れて出すことを認めるならレジ袋がゴミになることは無く有効利用されるのだ。 「レジ袋は透明じゃなく、中に何が入っているか分からないから、透明ポリ袋を利用させている。」とか、「焼却炉を傷めない成分を入れたポリ袋を使うようにしている。」といった行政の意見もあるんだろう。 しかし、レジ袋もポリ袋も同じポリエチレン袋なわけで、透明にすることだって出来るし焼却炉を傷めないレジ袋だって可能なはずである。 リユースできるレジ袋をゴミにしているのは行政であり、ゴミ袋に再利用できないようなポリ袋(やたら材質が厚くて豪華なもの、ゴミ袋に使えないような小さいものなど)を配っている店である。 行政はなんでリユースできるレジ袋をゴミにしてまで、指定のゴミ袋を使わせるのだろう?。なにか得することでもあるのかな?。 前述したように、私が住んでいる市では「半透明のレジ袋ならゴミ袋に使っても良い」ことになっているから、レジ袋をゴミ袋にリユースできる。わざわざ別のポリ袋を買わなくて良いからとても合理的である。 スーパーも以前と異なり、ほとんどの所が半透明のレジ袋を使っているのだから、それをゴミ袋として再利用するのが一番良いと思う。 ゴミ処分の有料化のために行政が指定したゴミ袋に処理費用を加算して販売するといった方法をとっているとすれば、それはここでの議論の埒外である。 例えば「ゴミ袋5円にゴミの処理費用1000円を加算した1005円の袋を市民に買ってもらい、ゴミ処理費用を負担してもらうなどの方法。」である。 |