今月は父親の祥月命日がありました。 父親が亡くなったという知らせを受け取った時、私は勤務中であり、その時行っていた作業は階段の掃き掃除でした。 これまでは命日であっても自分自身が何をするわけでもなく、時にはその日が過ぎてから「あ、昨日は命日だった・・・。」というような親不孝者だったのです。 今年は母親が命日のことを出来ないので、替わって行うことにしました。 父親は良く働く・体を動かす人だったせいもあってか、甘いものが好きでした。 私は・・・、スーパーで買った五目おこわとぼた餅、自家栽培のイチゴ、母親が栽培したササゲで作ったぜんざいを供えました。 38年前に録音されたお念仏は、父親の母親や「まき(本家・分家の関係をもつ家同士をよぶ呼び名)」のおばあさんたちが唱えたもので、皆さん既に亡くなっているのですが、父親もその人々の声を懐かしく聞いていることでしょう。
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