【 ワイヤレス ピンマイク 】


 脳幹梗塞でいわゆる植物人間状態になり、動くことなく意識なく横たわっている人は、感覚機能自体が無いのか、感覚・認識はあるけれど反応ができないだけなのか、どちらなのでしょう・・・。
 後者のような気がしています。
 だから、タオルで顔を拭くにしても、手足の運動をするにしても・・・、声掛けしながら行ったほうが良いと思います。もしかしたら聞こえているのかもしれません。

 

  一人部屋なら気兼ねなく声掛けできるのですが、相部屋だとなかなかそうもいきません。耳元なら小声で可能ですが、例えば足の運動をしている時に、聞こえるようにと大きな声を出すのは気が引けます。

 2017年9月ごろからワイヤレスピンマイクを使うことにしました。
 送信機に接続したマイクで拾った声を受信機に送信し、受信機をアンプなどに接続して音を出す。
 私が利用したのはアンプ無しのものでしたが、アンプ付きのもあるのではないでしょうか。手軽なのはそちらのほうだと思います。それと同室の方に迷惑をかけないようにイヤホンも必要ですね。

 要するに、マイクで話した声が患者の耳に入れたイヤホンから聞こえるようにするということですが、これは良いと思いました。
 もっと早くに気づけばよかった・・・。


 

 最初に買ったのはこれでした。
 右側のが送信機、左側のが受信機、それとマイクです。




 受信機だけでは音が出ませんから、受信機をICレコーダーのマイクジャックにさして(ただし受信機のプラグが6.3ミリだったので、「6.3モノラル→3.5ステレオ」変換プラグを別途購入して間に入れています)、録音状態にしたらイヤホンから音が出ました。(録音は作業終了後に消します)




 送信機に付属のピンマイクを接続して使用します。
 購入してから気づいたのですが、マイクがヘッドセットになっているものの方が使い勝手が良かった・・・・。




 そんなわけで、最初に買ったのが壊れたのでヘッドセットタイプのものを購入しました。
 中央部にあるのが受信機です。




 こちらは受信機のプラグが3.5ミリなので、そのままでICレコーダーに差し込むことができます。
 ただしこれもモノラルタイプなのでICレコーダーにつなぐと片方のイヤホンからしか音が出ません。後日「3.5モノラル→3.5ステレオ」変換プラグを購入しました。



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