演芸大会の日も迫り、練習時間をとることが出来ない状況の中で、「それでも少しは練習しなけりゃまずいだろう」
という思いはあるわけで・・・、1回だけ全員の練習日を設けた。
「練習しますから、皆さんお集まりください」という主旨の回覧板を回して、ある日の夜、メンバーに集まっていただいた。 メンバーは9名、「出来るのかなぁ」と心配だった2部合唱は思いのほか(メンバーの皆さんごめんなさい)のものであった。 というのは皆さん学校できっちり教わっているだけに、低音部を歌える人が何人もいらっしゃって、合唱の方は心配無いという感じであった。 一方私は・・・、晩飯の後はもちろん通勤途中の信号待ちの車内でも、時間があれば「里の秋」と「花」を吹いていた。 それまで使っていたト長のオカリナだと、歌う人達が合わせるのに辛いのでハ長の笛を新たに購入したのだが、 オカリナの心地よい響きは高い音域にあると思うので、1オクターブ高いものを購入したのであった。 1オクターブ高いってことは、小さいオカリナだということで・・・、指使いがけっこう大変だったりする。 ちなみに私のオカリナは「松本寿和さん」という方の製品である。松本さんは群馬県太田市にお住まいの「オカリナ製作&奏者」で、 CDも出していらっしゃる。群馬にいる時にはオカリナ製作教室に参加させてもらったり工房におじゃましたこともあった。 さて演芸大会当日、我々2組の出番は2番目であった。 |