「満開になった新潟地方気象台のソメイヨシノの標本木」と「朱鷺メッセで開催されたEV・PHV展示会」を見に行きました。
この日、新潟市中央区の新潟地方気象台に植えられているソメイヨシノは、午前10時過ぎに満開になったそうです。
このソメイヨシノは、気象台が桜の開花状況を観察する「標本木」として植えられており、ことし気象台が移転するのに伴って30年の役目を終えるのだそうです。
朱鷺メッセでは、埼玉県群馬県新潟県EV・PHVサミットと銘打って展示会などが開催されていました。
新潟地方気象台(新潟市中央区幸西)は20日、ソメイヨシノの標本木が満開になったと発表しました。平年より6日遅く、昨年より2日遅いそうです。
この標本木は昭和58年から新潟市に春の訪れを告げてきましたが、同気象台移転に伴い観測対象からはずれるために、今回が最後のお役目になりました。
この標本木は2代目で、初代が新潟地震(39年)で信濃川をせりあがった津波の被害を受けたために、40年に植えられました。
58年から標本木になり、その後約30年にわたり、毎春の開花と満開を市民に知らせてきました。
気象台は6月末に移転予定で、敷地は更地にして国に返還することになるそうです。標本木の扱いは未定ですが、伐採される可能性もあるそうです。
移転先の同市中央区美咲町にはソメイヨシノの幼木が植えられていますが、成長し、観測対象となるまでは同区内の鳥屋野潟公園の桜の木を標本木とすることになっているそうです。
<4月21産経ニュースから>
(2012年4月20日訪問) |