郷の香と千葉半立(落花生)
今まで栽培したことがある落花生は「おおまさり」と「ナカテユタカ」です。
茹で落花生と甘納豆にはおおまさりが良いと思いましたが、同時に煎り落花生ならこれだというのも探ってみたいと考えていました。
千葉半立は煎り落花生向きですが、晩生種なのだそうです。
雪国である当地では晩秋の頃には農作業を終了してしまいたいのですが、落花生は乾燥作業もありますから晩生種はきついのです。ちなみに郷の香とナカテツタカは早生種だそうです。
試しに、今回は郷の香と千葉半立を栽培してみました。
落花生は栽培上の草型で立性・中間性・伏性に分類できるそうですが、
郷の香は立性で千葉半立は中間性だそうです。
(2016年)
郷の香も茹で落花生向きのようです。
でも、煎り落花生に出来ないということではありません。
千葉半立です。
4月30日、ポットに種を蒔きました。
5月1日、寒い日もあるのでビニルで覆いました。
5月8日、芽が出てきました。
5月8日、山の畑に2本の畝を作りました。
この上に黒マルチを張って、定植の日を待ちます。
5月28日、苗はほぼ十分な大きさに育ちました。
5月28日、こちらの畝は千葉半立を、
5月28日、定植します。
5月28日、もう1本の畝には郷の香です。
5月28日、定植が終了しました。
画像右側が千葉半立で左が郷の香です。
6月4日、活着したように思います。
6月4日、千葉半立です。
6月4日、郷の香です。
6月16日、順調に生育しています。
見た目だと、まだどちらがどの品種か分かりませんね。
画像右側が千葉半立で、左が郷の香です。
6月16日、千葉半立です。
6月16日、郷の香です。
6月22日、黒マルチを外して
6月22日、石灰を散布しました。
7月8日、千葉半立(右)と郷の香(左)の外見上の違いが分かるようになってきました。
落花生は栽培上の草型で立性・中間性・伏性に分類できるそうですが、
郷の香は立性で千葉半立は中間性だそうです。
7月8日、郷の香が立性の品種だというのが良く分かります。
7月8日、千葉半立は名前の通り中間性です。
7月18日の様子です。
7月18日、郷の香です。
7月18日、千葉半立です。
10月4日、左側の郷の香は、
10月4日、葉が枯れかかっています。
10月4日、千葉半立はまだ青々しています。
晩生種らしいところですね。
10月4日、郷の香を掘り起こして豆を外しました。
これは、洗ってから天日干しします。
10月7日、郷の香を天日干し中です。
10月21日、千葉半立も
10月21日、葉が枯れてきました。
10月21日、掘り起こして、
10月21日、豆を外して、
10月21日、洗ってから天日干しします。
郷の香より2週間遅れの作業です。