ササゲ(大角豆)
ネットで種を購入して、ササゲを作ってみることにしました。
種袋には「金時ささげ」とあります。
種蒔きが終わってから知ったのですが、これとは別に母親が自分でこれまでに栽培してきたササゲを蒔いていたのでした・・・^^;)。
ササゲについて、ウィキペデアでは次のように解説しています。
ササゲ(大角豆)はササゲ属の一年草で、つる性の種類とつるなしの種類とがある。アフリカ原産。
日本では、平安時代に「大角豆」として記録が残されている。
江戸時代の『農業全書』には「豇豆」という名前で多くの品種や栽培法の記述がある。
また、アズキは煮ると皮が破れやすい(腹が切れる=切腹に通じる)のに対し、ササゲは煮ても皮が破れないことから、江戸の武士の間では赤飯にアズキの代わりに使われるようになった。
(2016年)
6月8日、先日耕耘しておいたこの場所をササゲ畑にします。
とりあえず畝を3本作って、ササゲの種を蒔きます。
2粒まいて最終的に1本立ちさせるのが本来のやり方なのでしょうが、1か所1粒ずつにしました。
畑のスペースには余裕があるし、なんかもったいなくて・・・^^;)。
結果的に5本の畝になりました。
水やりして作業終了です。
6月14日、ササゲの芽が出ていました。
ササゲの芽、接写しました。
7月16日、発芽率は結構高く、芽が出なかったところもそれほど気になりません。
7月8日、ササゲの苗、順調に生育しています。
7月25日、だいぶ大きくなってきました。
花も咲き始めています。
8月5日、ササゲの茎と葉が繁茂してきました。
小さな莢が出来ています。
8月20日、畑全体を見ると、けっこう実っているように感じます。
実入りして、色づいた莢から収穫します。
8月28日の収穫です。
収穫した莢を日干しして乾燥させます。
十分乾いたところで踏みつけて・・・、
ササゲの莢を割ります。
踏んだだけではダメなものは、ゴム手袋をつけて莢を砕きました。
唐箕に通して、豆と莢の殻をより分けます。
右側のハンドルを回すと中にある風車が回り、前の方(向かって左方向)に風を送ります。
風車をまわしながら、上部のホッパからササゲと莢の殻が混ざったものを少しずつ落下させると、莢の殻は左方向に吹き飛ばされ、豆が下の2つの出口から出てくるようになっています。
唐箕に何度か通すとこんな風に豆だけを取り出すことが出来ます。
これから虫食いや未成熟の豆を取り除いて・・・。
ようやくササゲが利用できるようになります。
ササゲの善哉にして、ヨーグルトに入れて食べるのがお気に入りです。