草津中和工場(くさつちゅうわこうじょう)は、「(国土交通省関東地方整備局)品木ダム水質管理所」が行う吾妻川の水質改善事業(中和事業)のための施設です。 品木ダム水質管理所では、草津白根山に起因する酸性河川である湯川・谷沢川・大沢川に石灰を投入して中和作業を行っていますが、湯川にはこの草津工場から1日60トン、谷沢川・大沢川には「香草(かくさ)中和工場」から1日10トンの石灰を投入しています。 所在地:377−1711 群馬県吾妻郡草津町大字草津604−1 (2009年10月23日訪問) |
現地にあった施設の概略図です。 |
立派な建物!、品木ダム水質管理所です。 画像左に写っている横向きの車の向こう側にトラックが写っています。 |
中和工場に石灰を降ろしているトラックです。 画像に写っている円柱の建物は中和工場です。 |
上の画像と反対側から見た中和工場です。 ご覧のように、石灰を貯蔵するサイロが3つあります。 |
中和工場内部です。 |
中央サイロの下部です。 |
もう1つのサイロの下部です。 工場といっても、それほど複雑なことをしているわけではなく、湯川からくみ上げた水に石灰を混ぜ(これを「石灰ミルク」と呼んでいるようです。)、その水を湯川に流しているだけです。 |
石灰の投入場所です。 |
上の画像の施設を上部から見てみました。 |
現地にあった案内板です。 |
湯川の色はここから乳白色になります。 |
投入口の橋の上から下流方向です。 |
同じ場所で上流方向です。この湯川の源流部は西の河原・湯畑に求められます。 この画像右下の施設が、次の画像です。 |
石灰投入口の手前(上流側)には、このような体験施設がありました。 |
上の画像の場所ですが、何かのカスみたいなものが混ざっていて結構汚れていますし、臭い(温泉の臭いだけではない)もありました。 旅館など温泉施設からの排湯は酸性が強いわけですが下水道があったとしたらそこに流せるのでしょうか・・・?。それともこの湯川に放流しているのでしょうか?。 ふと、そのようなことを思いました。 |
石灰が投入されている場所を動画で映しました。 音は消しています。 |
上の場所から50mほど上流側です。 ここから上流(画像右方向)は群馬県の管理なんですね。 |
「大滝の湯」の駐車場側から中和工場方向です。 |
上の門の所から中和工場です。 |
こちらは、中和工場側から見た、「大滝の湯駐車場」と反対側(湯川下流側)にある門です。 ここを出て左側を見ると次の画像で、 |
品木ダムへ向かう、湯川の流れです。 |
2つ上の画像の門を、外側から写しました。 |
門の所から中和工場と湯川です。 上流方向に写っている橋は次の画像で、 |
ズームで写した、石灰の投入施設です。 |
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