道道106号を走り、サロベツ原野を抜けてようやく稚内駅にたどり着きました。 ゆっくりと市内を観て回りたかったのですが、時間がないので駅周辺を歩き回っただけで、次の目的地である宗谷岬に向かいました。 (2007.8.15) |
稚内駅。 |
駅の脇から裏に回って、駅ホームと「線路の最北端」。 ふむ、最南端の駅(モノレールを別にして)「西大山駅」にも行ってみなくては!。 ちなみに、最東端:東根室駅、最西端:たびら平戸口駅、最南端:西大山駅です。 またモノレールを含めた最南端:赤嶺駅、最西端:那覇空港駅 |
北防波堤ドーム(きたぼうはていどーむ) 稚内港にある大型の防波堤のことですが、建設当時は「稚泊連絡船(ちはくれんらくせん)」の桟橋と桟橋に着く連絡船の乗客を守る目的で作られたのだそうです。 建設後、稚内駅からドームの手前まで鉄道省の線路が伸ばされ、1938年からは「稚内桟橋駅」が設けられていました。乗客は稚内桟橋駅からドーム内を歩いて桟橋に待つ連絡船に乗り込んだそうです。 うまく表現できませんが、「鉄道にもロマンがあった時代の話」ですね。 終戦になって、稚泊連絡船もドームに続く線路も消滅はしたが、防波堤としての機能は残され稚内港を守り続けているというわけです。 稚泊連絡船は、鉄道省が「北海道の稚内」と「樺太の大泊」の間を結んでいた鉄道連絡船です。 |
別角度。 |