【 辞めて・就職しなくて 良かった 】

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 私は2014年の夏に失業して、2015年の春にようやく再就職することができましたが、2016年の6月に辞めたのでした。
 

 その間、2014年の秋から2015年の春にかけてハローワークの職業訓練に参加させてもらい、また再就職のための面接試験を何度も受けたのでですが、ことごとくNGでした。
  何度も面接に失敗すると、自分自身が駄目な人間なのではないかと、自己嫌悪に陥りそうになるものです・・・。
 その頃のことを書きました→ 出来レースの茶番面接 ・ 求人票に見る本音と建て前

 ようやく2015年の春に、これまで関わったことの無い福祉関係の職場に就職したものの、やはり私には無理で、最初に書いたように1年後の2016年6月に辞めました。
 ところが、その7月に母親が脳幹梗塞で倒れて意識不明になり、2018年6月に亡くなるまで入院・介護施設入所という状況になったのです。
 辞めたことで、母親を見舞う時間を十分に取ることができて、本当に良かったと思います。
 またその時期には、私自身に心房細動・粗動などが見つかり、何度かカテーテル手術を受けることになったのでしたが、その点でも良かった。

 福祉関係の事業所を辞めた際にも失業保険を貰った(日本国ありがとう)のですが、失業保険をもらうためには求職活動をし、実際に面接に行かなければなりません。
 2016年の秋頃、コミュニティバスを運営する事業所に面接に行ったところ「2017年の1月頃に辞める予定の人が居るので、それまで待ってくれたら採用する」という話がありました。
 すぐに仕事を始める必要も無い(もう還暦だし、しなくても良いとも考えていました。)ので、その求人を受け入れ、返事を待っていました。
 ところが、2017年の雪融けの頃になっても連絡が来ません。
 無理に仕事に着かないほうが余裕をもって看病できるからその方が良いと考えていたのですが、それでもと思い、こちらから問い合わせしてみると、面接の時に話をした人とは別の方が、あまりはっきりしたことを言わなかったので、就職を断りました。

 先に書いた通り、余裕をもって母親の見舞いをする(ほぼ毎日2時間くらい滞在しました)ことができ、自分の治療をすることができました。
 辞めて・就職しなくて、良かったと思っています。



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