【 2001年演芸大会 】

 以前、この「会長への道」にも書いたように昨年の演芸大会では「オカリナデビュー(その1その2)」をさせてもらったのであった。あれから1年、今年も演芸大会がやってきた。
 ちなみに、昨年までは「仮装盆踊り大会」と「演芸大会」を交互にやってきていて、その順番でいくと今年は仮装盆踊り大会のはずであった。しかし「仮装盆踊り大会よりも演芸大会の方が良い」という声が大きく、昨年に続いて今年も演芸大会の開催になったのだった。

 演芸大会は町内の「組」ごとに出し物を披露する。ある日、我々2組の出し物を決める集まりがあり、いろいろな意見があったが「ハーモニカやリコーダーで演奏をする」という内容で決まり、次回はそれぞれの家にある楽器を持ちよって練習しようという事になった。しかし次の集まりの時「演奏よりも踊りが良い」という声が出て、結局「月光仮面の踊り」をやることになった。一方、その踊りだけでは2組の持ち時間10分には及ばないということで、私がカラオケを歌うことになった。

 ところで、何かの行事があると地域の役員はそれぞれ何かしらの担当をあてがわれるのだが、この演芸大会で私は「司会補助」をやることになった。一応補助ということなのだが、準備段階の打ち合わせの内容から「実際は俺が司会をやるんだろうなぁ」と感じていた。結果は、やはりそういう事であった。

 2001年8月25日、演芸大会当日、午後2時から役員が集まって舞台づくりなどの準備に汗を流し、午後7時の開演を迎えることができた。前日開催された小千谷まつりの花火大会は大雨に見舞われていたので、そんな心配もしていたのだが、天候にも恵まれた。

 当日のプログラムは、町内会長挨拶の後、子供会の「太鼓演奏」、Aべのカラオケ「哀愁列車」、2組の「月光仮面の踊り」・・・・・・・という順番であった。少々緊張しながら開演を告げたが、自分の出番を自分で紹介する頃にはリラックスして進めることができた。
 嬉しい事に、今年の音響設備は昨年のものに比べると雲泥の差があった。昨年のものは時々音が出なくなったりもしたが、今年のものはスピーカーが沢山あり音も良く、ミキサーの方もいらっしゃるという本格的なものだった。哀愁列車も気持ち良く歌わせてもらった。

 メインの司会の方は、気の効いたトークができたわけでもなく、お世辞にも良い出来とはいえなかったと思う。したがって出演の方や観覧の皆さんなどにはご迷惑もおかけしたと思う。しかし、個人的には良い思い出を作らせてもらったわけで、皆様にお礼を申し上げたい気持ちであった。
 
 演芸会終了後、「佐藤さん」という方が「なかなか良い司会であった」といっておひねりをくれた。前述の理由から恐縮したが、ありがたく頂いた。誉められると嬉しいものである。

町内会長への道へ戻る

ホームへ戻る