【 塩殿発電所取水口跡に行ってみた 】

明治37年に発電を開始したという塩殿発電所、2002年に塩殿発電所跡を見に行き、2017年には対岸から塩殿発電所取水口跡を写しました。

2018年春に塩殿発電所跡 <建屋跡> を訪ね、塩殿発電所 建設の経緯を調べたりしました。

取水口跡についてはほとんどわからなかったところですが、4月始めにたまたま細島地区在住の方(ご本人曰く80才だとのこと)からお話を伺うことが出来ました。

お話の内容は次のようでした。
・信濃川の水位低下もあって、塩殿発電所取水口は当初のものだけでなくその後上流側にも造られた。
・塩殿発電所取水口の周辺の壁面に開いている穴は、昔行われていた鮭漁のための施設であり、発電所とは関係がない。
・塩殿発電所取水口から発電所までの導水トンネルは、下の画像で「青〇」付近の地下を通っていた。「青〇」の東側(画像右側)一帯は国鉄信濃川発電所建設の残土を盛ったものだ。
(現在の現地を見ると「赤〇」の部分が水路の勾配としてぴったりのように感じられるので、私はそこが導水路のルートだと想像していましたが、間違いでした。)


・子供の頃は親に連れられて、水路の中に入って魚取りをしたこともある。(水路の保守点検のために取水を休止した期間でもあったのか・・・)

たまたま散歩で通りかかった時にお声がけしてお話を伺ったのでしたが、新たな発見もありとても参考になりました。
そして、それをきっかけにして現地に行ってみることにしたのでした。

(2019年4月8日)


A地点にゴムボートを下ろしBへ渡った後、F〜C〜D〜Eと遡上しました。
その後は、E〜D〜C〜Fに下り、FからGへ渡った後Aに戻りました。
9:55頃、A地点です。
左上側に写っている施設は、C地点傍にある「細島揚水機場」です。
 
A地点の様子です。
この場所は結構流れがありますので、頑張って漕がねば・・・。
10:00頃、信濃川を横断してA地点からB地点に移動しました。
 
10:08頃、C地点に来ました。
画像左側の施設は細島揚水機場で、煉瓦で作られた右側の施設が塩殿発電所の取水口跡です。
塩殿発電所の取水口跡を、少し離れたところから写しました。
 
細島地区の方に伺ったところ、塩殿発電所取水口は明治37年の創業時にはこの場所に造られたが、その後(信濃川の水位が下がったためか)上流側にも造られたとのことでした。
塩殿発電所取水口跡に近づきました。
さらに近づきました。
(向かって)左側の取水口跡です。
(向かって)右側の取水口跡です。
塩殿発電所取水口跡のすぐ上流側にある、この3つの穴は前出の細島在住の方に写真を見てもらったところ、細島揚水機場の旧施設ではないかとのことでした。
上の画像の施設、上流側の穴です。
真中の穴です。
下流側の穴です。
上流側から塩殿発電所取水口跡を映しました。
10:23頃、D地点に来ました。
この場所は穴が10個並んでいますが、これはそのうちの下流側の3つです。
離れて、10個の穴施設を写しました。
カメラを振って、上の画像の左側を写しました。
この画像右側の2つの穴は10個の穴施設の上流側2つです。
その左側に沢山の穴が写っていますが、これは鮭漁を行っていた時の施設だそうです。(塩殿在住の方のお話)
10:28頃、E地点まで溯りました。
この上流側は流れが強いためこれ以上ボートで進むことは出来ないので、ここから下ります。
E地点で映した動画です。
E地点から下ってD地点、10個の穴施設の前を下りながら映しました。
10:39頃、D地点に上陸しました。
10個の穴施設の一番下流側です。
下流から2番目です。
近づいて写しました。
フラッシュを使いました。
下流から3番目です。
奥方向を写しました。
下流から4番目です。
下流から5番目です。
下流から6番目です。
下流から7番目です。
下流から8番目です。
下流から9番目です。
下流から10番目(最上流側)です。

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